|
離婚問題で悩んだとき、両親や友人など、親身になって相談に乗ってくれるでしょうが、身近なだけに 客観性に欠けたり、冷静な判断ができるとは限りません。 離婚問題に解決策が見い出せないときは、各種相談窓口を利用して専門家のアドバイスを受けるとよい でしょう。 離婚に関する法律知識をもつことによって、容易に解決できるケースもあります。 そして、逆に法律知識がなかったばかりに、相手の一方的な言い分を受け入れ、不利な条件で離婚して しまうこともあるのです。 *離婚に関する法律についての相談窓口 ・地方自治体の「法律相談」 離婚に必要な法的手続きや離婚できる法的離婚原因があるかどうかなどの相談窓口 弁護士が無料で担当している 離婚すべきかどうかなどのアドバイスや助言はしません ・弁護士会の「法律相談」 各地の弁護士会による有料の相談窓口 一般的な悩み事の相談ではなく、本格的に離婚を考えている人向きです。 ・法律扶助協会 各種法律相談、弁護士費用等の立替の相談など *家庭裁判所の利用についての相談窓口 ・家庭裁判所の「家事相談」 離婚調停、審判の申立て手続きの方法や書類の書き方などについての窓口 離婚すべきかどうか、慰謝料はどれ位か、などの相談はできません。 *女性の抱える問題についての相談窓口 ・各都道府県の「婦人相談所」 離婚問題をはじめ、女性の抱える問題全般 *福祉全般についての相談窓口 ・福祉事務所 夫の暴力などにより、一時保護が必要な場合の保護センターの紹介や福祉全般についての相談 *夫婦間のトラブルや心理的問題についての相談窓口 精神科などの医療機関や民間のカウンセリング施設 |