合同会社とは？～会社設立おまかせネット～(仙台市)行政書士桐山事務所

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　　　　　　合同会社とは？　　　　　　　　　　　　　　　　　　(仙台市)行政書士桐山事務所

合同会社は、新会社法施行後に作ることができるようになった新しい会社形態です。
合同会社はアメリカのＬＬＣ（Limited Liability Company）を参考にしているため、「日本版ＬＬＣ」とも呼ばれます。

合同会社は、有限責任社員のみで構成され、かつ組織の内部自治が認められる、という特徴があり、創業や
ジョイントベンチャーなどでの活用が期待されています。

＜合同会社の特徴＞
①有限責任制
　　合名会社や合資会社と違い、社員（出資者）は出資額の範囲までしか責任を負いません。
②内部自治原則
　　株式会社と違い、利益や権限の配分が出資金額の比率に拘束されません。
　　また、取締役会や監査役のような機関を設置する必要がありません。
③社員数
　　社員１名のみの設立・存続が認められます。
④意思決定
　　社員の入社、持分の譲渡、会社設立後の定款変更は、原則として社員全員の同意によります。
⑤業務執行
　　各社員が原則として業務執行権限を有しますが、定款で一部の社員のみを業務執行社員と定めることも
　　可能です。
⑥決算書の作成
　　貸借対照表、損益計算書、社員持分変動計算書の作成が必要です。
⑦法人課税
　　合同会社は「会社組織」ですので、法人格があり、法人課税となります。

上記の①②は、ＬＬＰ（有限責任事業組合）と同じですが、他の点ではＬＬＰと違いがあります。
詳しくは、「ＬＬＰとは？」を参照下さい。

＜合同会社とＬＬＰ、他の組織形態との違い＞
　　　

			所有と経営の関係
			所有と経営が分離　　　（物的組織）	所有と経営が一致　　　　　　　　　（人的組織）
出　資　者　と　債　権　者　と　の　関　係	全構成員　　有限責任		・株式会社　※ 　・有限会社　※	・合同会社　※ 　　（日本版ＬＬＣ）	・ＬＬＰ　※ （有限責任事業組合）
	無限　責任	最低１名　以上の　無限責任　構成員		・合資会社　※	・投資事業　有限責任組合　※
		全構成員　無限責任		・合名会社　※	・民法組合　※

※は法人格あり
※は法人格なし

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
＜合同会社の設立費用＞
合同会社は、登記の際の登録免許税が安く、定款の認証も不要です。従って株式会社の設立と比較すると、
少額の費用で会社設立が行えます。
　・法定費用　　登録免許税　　　　６万円
　　　　　　　　　　定款の印紙代　　４万円（電子定款の場合には不要）　　電子定款について詳しくは⇒　こちら

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